愛知県森林公園について

2016.06.14 その他

愛知県森林公園 概要

当公園は、ゴルフ施設や未利用の東谷山区・滝の水池区も含めて総面積は539haあり、最高点は東谷山の198.3m、最低点は滝の水池付近の約46mです。このうち一般公園、運動施設、植物園は面積187haで、標高は65m~120mです。

尾張丘陵の一角に位置しており、江戸時代前期には「えびづる御林」として保護されていたものの窯業などのために樹木が乱伐され続け、明治初期は一帯が凄まじいはげ山となっていました。
県の治山事業により植生が回復し、1934年に日本初の「森林公園」としてオープンしました。
戦中戦後の乱伐・荒廃もありましたがその後急速に本来の植生である温帯照葉樹林に移行しつつあり、現在は年間100余万人の人々が憩う総合レクリエーション施設となっています。

園内には、多様な動植物が生育する自然林や水鳥が集う池などに加えて東海丘陵要素の植物を育む貴重な湿地群も保存されており、周辺の開発が進む中セラピーパークとしての役割をますます高めています。

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